松尾慎吾 沖縄三線・沖縄民謡ライブ情報*blog

沖縄三線講師・ミュージシャン 松尾慎吾の沖縄三線・沖縄民謡ライブ情報*blog

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野村流音楽協会の前田久進先生が、二十七日の夕方に天国に旅立ちました…。九十歳。
古典音楽、舞踊曲、民謡まで、丁寧に唄の意味や背景を説明しながら教えてくれた、自分の先生です。
忙しさにかまけて、なかなか稽古に行けなくて、この前お見舞いに行った時も、「あんたは、忘れた頃にやって来るねー。」と軽口を叩いてた。
唄に気持ちを乗せて唄うのがとても上手な先生で、心の持ち方や気持ちの乗せ方は本当に参考になりました。 「意味がわかって、情景が思い浮かばないと唄を唄える訳がないでしょ。」 の言葉がずっと残っているのです。
自分の仕事をとても良く理解していただいて、自分に対するいろんな雑音や縛りが多い中、ある意味で庇って応援してくれていたのだと思います。
自分が新年会の余興で唄う時、「何曲唄っても良いから、思いっきりやって来てよ。あんたみたいなのがいるんだと、みんなに分からせてやりなさい。とても良い刺激になるはずよ。」 …嬉しい発破でした。

お茶目な先生は耳が遠い。普段は補聴器を付けていて声が大きい。ものすごく大きな音で相撲を見てて、「上手投げー!」とかそんな物凄い声が聞こえる中で稽古を始めようとする。調絃が狂ったまんま唄い出したりする。補聴器をテーブルに置きっぱなしでピーピー凄い音が鳴ったまんま「かぎやで風」を唄う。

お茶目な先生は総入れ歯。さーたー(黒砂糖ね)が噛み切れず、舐めるように食べてる。ベタベタのさーたーをテーブルに置きっぱなしで稽古する。一回だけ、くしゃみをしたら入れ歯が外れてテーブルに落ちました。慌てて口に戻す姿に笑ってしまって稽古にならなかったっすよ。

お茶目な先生は助平爺さん。女性の弟子には、二人きりの「イチゴ狩りドライブデート」に絶対誘う。足が悪くて杖ついてるけどしっかり歩いてる。でも若い女性が近くを通ると、突然よろめいて、「大丈夫ですか?!」と女性から抱き抱えてもらうように仕向ける必殺技を持っている。 自分も爺さんになったら使ってみよう!

お茶目な先生は自分の大好きな先生。天国でも唄い続けてくださいね。本当にありがとうございました。

いっぺーにふぇーでーびる!

頑張って受け継いでくださいねー!
自分はまだまだ修行中の身ですが、後に残せるものをたくさん身につけないとね!

2010.03.29 18:44 URL | ミソラッチ父ちゃん #- [ 編集 ]

大往生でちゃんと弟子をたくさん輩出されたんでしょうね。名士はちゃんと「受け継ぐ者」を残すもんだ。
技術は訓練でどうにかなるだろうけど、心は習う側が気づかないといけないでしょうからね。
しんご先生も達観したら、分子を残すことを考えないといけないんでしょうが、それまでは修行の毎日ですね。

入れ歯も武器になる。これも技かもしれない。

2010.03.29 00:33 URL | 一呑入魂 #YZ9He8L6 [ 編集 ]













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